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置き換えダイエットはリバウンドの原因?

置き換えダイエットはリバウンドすると、よく言われます。
でも広告の宣伝では、リバウンドすることがないと書いていたりしますよね?いったい真実はどうなのでしょうか?

置き換えダイエットはリバウンドするかどうかは、そのダイエット食品をどのように利用するか、元に戻したときに、どのような食生活にするかが関係してきます。ご存じのように低カロリー置き換え食品とは、1食分のカロリーをかなり抑えています。たとえばマイクロダイエットだと1食が170kcalになります。グローバルダイエットは1食が160kcalです。そのほかのヒルズダイエットとかパーフェクトボディ、ローカロ生活、リエータなども似たようなものです。

置き換えダイエットは、このように一食分のカロリーを下げることによって、1日全体の摂取カロリーを減らそうという考えのダイエット法になります。たんに一食分を置き換えるだけですから、簡単にダイエットしたいという女性に受けるのもうなずけます。

今まで1日の摂取カロリーがかなり多かった女性にとっては、置き換え食品を取り入れることによって、目に見えてダイエット効果が現れるでしょう。そうではなく、標準体重にもかかわらず痩せたいと思っている人は、ホメオスタシスが働いて、それほどの効果はないと思われます。

さて置き換えダイエットはリバウンドするのか、ということですが、問題はこの食事法を一生続ける人はほとんどいないということです。おそらく皆さんは、目標体重を達成するまでの短期間に限って、集中的にダイエットするのだと思います。値段も高いですし、経済的な問題もあるでしょう。

つまりマイクロダイエットなどを利用して飲んでいるときは、摂取カロリーが抑制できるし、そこそこ満足感もあります。でも問題は、目標体重を達成した後です。たいていの女性は、そこで低カロリー食品をぴたっとやめるわけですから、その後の食生活を工夫しないかぎり、また逆戻りすることになります。つまり置き換えダイエットでリバウンドするということですね。

置き換えダイエットがリバウンドする理由

そのほか置き換えダイエットがリバウンドする危険がある理由として、次のような点が挙げられます。

  • カロリーの減らしすぎに問題がある
  • 運動を併用しないことの危険性
  • ものを噛まないことにも問題がある
  • 栄養不足になる可能性がある

カロリーの減らしすぎに問題がある

置き換えダイエットがリバウンドの原因になるのは、カロリーの減らすぎにあります。ダイエットの原則は、消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくすること。だからといって、いきなりカロリーを激減すると体がびっくりしてしまい、脂肪を溜め込もうというホメオスタシスが働きます。つまり低カロリー置き換えダイエットをして減量できたとしても、それは脂肪が減っているのではないということです。

それでは何が体重を減らしているのかというと、それは水分だったり骨量だったり筋肉になります。なぜ極端な食事制限は、筋肉を減らしてしまうのでしょうか?それは一概には論じられませんが、必要な糖分が不足するために、筋肉を分解してブドウ糖を糖新生するためだったりします。人間は1日に最低120グラムのブドウ糖を脳に送らなければなりませんから、低炭水化物だと筋肉を分解するのです。これは1日2食分を置き換えるときに、顕著になります。食抜きダイエットも同様です。

低カロリー置き換え食品は、1食までとし、ダイエットのモチベーションアップに利用する程度でいいのではないでしょうか?つまり、これから頑張るぞ!というときに利用するのです。のめり込み過ぎると、置き換えダイエットでリバウンドということになってしまいます。

そのほか置き換えダイエットがリバウンドの原因になるのは、ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されるからです。食べたいものを我慢して、空腹感に耐えることは、明らかにストレスです。いくらおいしいドリンクやパステルゼリーであってもです。

コルチゾールは筋肉をアミノ酸に分解して、それをブドウ糖に糖新生します。
つまりストレスがあると、カロリーが少なすぎる場合と同様に、どんどんあなたの筋肉がつぶれていくのです。血中にあふれたグルコース(糖質)は、筋肉で利用できず、脳に供給するためだけに血管中に待機しています。ということは慢性的なストレスは、糖尿病の原因になりかねないということ。

そのほとんどはエネルギーとして利用できずに、結局は脂肪細胞に蓄積されていく運命にあるのです。とくに内臓脂肪が増えてきて、悪玉のアディポサイトカインの温床となります。これは動脈硬化や糖尿病、高血圧などを引き起こす生理活性物質です。肥大化した脂肪細胞から分泌されるのです。

このように筋肉量が減って、脂肪が増えるということは、その分基礎代謝量が減るということになります。基礎代謝が減少すれば、普通に食べていてもカロリーオーバーになる危険が増すのはお分かりだと思います。これが置き換えダイエットでリバウンドする理由になります。

運動を併用しないことの危険性

置き換えダイエットでリバウンドする危険が増すのは、これだけに頼る場合に顕著になります。筋力トレーニングとか有酸素運動を併用している人は、まだマシです(しかし前述したように、ホメオスタシスとコルチゾールの分泌により、せっかくの運動が台無しになりかねませんが)。

たんに摂取カロリーだけ減らしても、脂肪を燃やせないのでは意味がありません。脂肪が燃えるのは基礎代謝以上のカロリーを摂取している場合です。そのときにUCP(脱共役たんぱく質)の働きにより、運動しなくても褐色脂肪細胞や骨格筋などで脂肪が燃えるのです。基礎代謝を下回るようなカロリー制限は、脂肪を溜め込もうとして体が節約し出すだけです。これが、よく言われるダイエットの停滞期といわれるものです。

ですから、もし簡単にダイエットしようと考えるのなら、置き換え食品のように急激に食べる量を減らすのではなく、日常生活の食事量を腹八分目にすればよいのです。もちろん、モチベーションの維持として活用している女性もいるので否定はしませんが、あえて摂る必要性はないということです。

人間は消化・吸収・代謝・排泄というサイクルを繰り返して、生きています。
食べ物をしっかり食べてこそ、これらは回転を始めます。食べないダイエットは、栄養不足から代謝効率が減退します。つまり脂肪や糖質、タンパク質の代謝が滞ってしまい、脂肪があまり燃焼しないということ。肌のコラーゲンが作られないために、肌荒れやシミ・シワ・たるみの原因ともなります。代謝が悪いということは、リンパの回収も滞り、むくみや冷え性の要因になります。

そのほか食べないと、腸の蠕動運動が起こらずに、便が押し出されなくなります。その結果、便秘になるわけです。便秘になると毒素が再吸収されて、それが体内を回るために、さらに肌荒れや口臭の原因となります。毒素がたまると、脂肪燃焼効率もさらに落ちていきます。

デトックス(毒素排出)のために、食抜きダイエットとかプチ断食(ファスティング)をする人がいますが、そうではなく、まず1日3食をしっかりと食べることこそが大切なのです。食べないという一点だけで、代謝と排泄に問題が発生して、四つのサイクルが回転せずに鈍ってくるわけです。

ですから、あなたがダイエットに成功したいと思うならば、できるだけ置き換え食品だけで痩せようとは考えず、まずはしっかりと食べることです。腹八分目が理想ですが、腹十分目でもいいと思います。そうしてこそ、初めて消化・吸収・代謝・排泄というサイクルが健全に回転を始めるからです。

そして運動とは、この回転を速める役割があります。
有酸素運動を習慣にすることによって、より多くの酸素を取り込めるようになり、脂肪燃焼効率がアップします。筋肉を鍛えることによって、じっとしていてもカロリーを消費する体になれます。

置き換えダイエットでリバウンドするのは、四つのサイクルがうまく回っていないからです。回らなければ脂肪は燃えず、筋肉が分解されるだけであって、どんどん基礎代謝が落ちていくだけです。まずはしっかりと食べて、四つのサイクルを回転させることがダイエットのスタートラインです。そして運動によって、高速に回転させていったとき、初めて脂肪はどんどん効率よく燃焼されていくのです。

ものを噛まないことにも問題がある

置き換えダイエットがリバウンドの原因になるのは、ものを噛まずに流動食のように飲むことにも問題があるからです。咀嚼筋をしっかり使って噛むということは、酵素アミラーゼによって分解して、血糖値を上げやすくする利点のほかに、満腹中枢を働かせるメリットもあります。

一般には十分に咀嚼して食べると、血糖値が上がるまでに食べ終わることがないといわれています。そのほかに咀嚼すると、脳内に神経伝達物質のセロトニンを増やし、気分を落ち着かせてくれます。満腹中枢を満たすので、不要な食欲が抑えられるのです。

カロリー置き換え食品の場合、ドリンクタイプのことが多く、そうなると咀嚼による効用を得られないことになります。今までは食事のたびごとに、ある程度咀嚼するので、セロトニンが分泌されていました。それが低カロリードリンクに代えることによって、セロトニンがあまり分泌されなくなって、不要な食欲が出てくる可能性があります。

栄養不足になる可能性がある

そのほか置き換えダイエットがリバウンドの原因になるのは、食べ物に含まれる栄養素は、酵素と一緒に摂ってこそ意味があると言われるからです。つまりドリンクにいくらビタミンやミネラル、必須アミノ酸が含まれていても、それらが意味を成さない可能性もあるのです。

そうなると実際は体内で利用できずに、体は擬似的な飢餓状態になります。
その結果ホメオスタシスが働いて、脂肪を溜め込みやすくなり、筋肉の分解作業が始まるのです。筋肉が減れば、基礎代謝が下がっていくので、太りやすい体質になるということは前述したとおりです。